竹田光珠のキャリアは、プロレス界のなかでも極めて特異な軌跡を描いています。旗揚げ以来、強烈なサブカルチャー色と過激なエンターテインメントで独自路線を突き進む暗黒プロレス組織666で2017年にデビュー。怪奇派や奇抜なキャラクターがひしめく団体内において、正統派の身体能力と清涼感ある佇まいという強烈なコントラストで一躍脚光を浴びました。
そのポテンシャルはすぐさま他団体の目にも留まり、とりわけDDTプロレスリングのリングでは、若手主体の興行から主要タイトル戦線まで幅広くマッチアップ。スピーディーなロープワークと打点の高いドロップキック、そして鋭いスープレックスを武器に、インディーの枠組みを超えた実力派としての評価を確立しました。
さらに、鍛え抜かれた肉体と表現力を活かして演劇・舞台の世界へも進出。アクション俳優としての適性を遺憾なく発揮し、プロレスファン以外の層にもその名を知らしめることとなりました。リングと演劇舞台を行き来する柔軟なフットワークは、従来のプロレスラー像を軽やかに更新しています。