ワインレッドの美しさを長期的にコントロールする要となるのが、自宅でのカラーシャンプー選びです。配合されている染料の色相によって目的がまったく異なるため、現在の退色ステージに合わせた選定が求められます。
ピンクシャンプーの効果は、日々のシャンプーで失われていく赤・ピンク系の暖色色素をダイレクトに毛髪内部へ補充することです。「ワインレッドの鮮やかな赤みを1日でも長く持続させたい」「色落ち過程を可愛いピンク系にコントロールしたい」という場合、染髪後3日目あたりから週に2〜3回ペースで使用するのが最も効果的です。
一方で、紫シャンプー(ムラシャン)は、ブリーチ毛特有の黄色みを打ち消す補色(黄色⇄紫色)としての役割を持ちます。ワインレッドに含まれる紫のニュアンスをキープしつつ、最終的な色落ちを透明感のあるベージュへ導きたい場合は、紫シャンプー単体、あるいはピンクシャンプーと紫シャンプーを「2:1」の比率でブレンドして使うテクニックが現場のプロからも推奨されています。
なお、すでにオレンジみが強く出てしまった段階でピンクシャンプーを重ねると、さらにオレンジの彩度が高まってしまうケースがあります。その際は、アッシュ系(シルバーシャンプー)を短期間挟むことで、過剰な赤みを中和させるアプローチが有効です。