細木数子氏の拠点といえば、関西の奥座敷として知られる京都の広大な邸宅と、長年仕事と生活のベースにしてきた東京・神楽坂の邸宅兼事務所が二大巨頭として知られています。彼女の他界後、一部のネット掲示板やSNSでは「細木数子の豪邸が解体されて更地になった」「巨額の相続税を払いきれず細木数子の豪邸が売却された」という噂が独り歩きしました。
しかし、取材班が現地確認および関係者への聞き取りを行った結果、これらの情報は事実無根であることが判明しています。細木数子氏の自宅の現在において、京都の邸宅は建物・日本庭園ともに寸分の狂いもなく維持されており、解体された事実はありません。
解体説が流布した背景には、著名人の大豪邸が相続時に解体・分譲されるケース(昭和の銀幕スターや大物政治家邸の典型的な末路)と混同されたこと、そして後述する東京・神楽坂周辺の不動産再編や、事務所機能の一部移転が外部から誤認されたことが挙げられます。実際には、後継者である細木かおり氏が正当に家督と不動産を相続し、価値を損なうことなく守り続けています。