冬の訪れとともに本格化する寒ブリのシーズン。氷見魚ブランド対策協議会が定める厳格な基準――氷見沖の定置網で捕獲され、重さ6キロ以上、傷がないことなど――をクリアした個体だけに付けられる青いラベルは、市場における絶対的な信頼の証だ。
2026年の今、そのブランド管理はブロックチェーン技術によってさらに強固なものとなった。一尾ごとに発行される個体識別QRコードをスマートフォンで読み取れば、どの定置網で何時何分に水揚げされ、どのような温度管理で輸送されたかが一目瞭然。偽物を完全に排除し、正当な対価を現場の漁師へ還元する透明性の高い流通システムが機能している。