ラピュタのロボット兵に本当の名前?宮崎駿が隠した裏設定と元ネタ

ラピュタのロボット兵に本当の名前?宮崎駿が隠した裏設定と元ネタ

ラピュタのロボット兵に本当の名前?宮崎駿が隠した裏設定と元ネタに関する質問を徹底的にまとめました。詳細な解説をご覧ください。

宮崎駿監督は、1980年に放映された『ルパン三世(TV第2シリーズ)』の最終回(第155話)「さらば愛しきルパンよ」を、照樹務(てるきつとむ)という名義で演出・脚本を手掛けた。この回に登場した強奪陸戦用ロボットこそが、まさに「ラムダ」という名称だったのだ。

「ラムダ」は、垂直離着陸能力と圧倒的な破壊力を併せ持ちながら、ヒロインの小山田マキを守るために健気に戦う。そのシルエット、蛇腹状の腕、独特の歩行スタイル、そして哀愁を帯びた佇まいは、『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵とほぼ瓜二つである。つまり、宮崎監督は『ルパン三世』で提示した「ラムダ」というデザイン的・コンセプト的アイディアを、自らの最高峰SFファンタジー映画として再構築する際、ブラッシュアップして登場させたのだ。

さらに元ネタを辿れば、1940年代のアメリカのアニメーション作品『フライシャーのスーパーマン』第2話「The Mechanical Monsters(謎のストロンボリ)」に登場する飛行ロボットに行き着く。宮崎監督はこの古典アニメのロボット造形に深い敬意を寄せており、そのリスペクトが「ラムダ」、そしてラピュタのロボット兵へと脈々と受け継がれている。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。