グループの歴史を語る上で避けて通れないのが、主要メンバー2人の脱退劇です。
山口達也は2018年春の不祥事を受け、グループに迷惑をかけられないとして自ら契約解除を申し出ました。メンバー4人は緊急記者会見を開き、断腸の思いで彼の辞任を受理。ベースというリズムセクションの支柱を失った瞬間でした。
一方、長瀬智也の脱退は「表現者としての純粋な追求」が発端です。幼少期から音楽とストリートカルチャーに心血を注いできた長瀬は、40歳という人生の節目を迎え、「裏方としてゼロから新しい表現の形を作りたい」と決断しました。事務所やメンバーとの間に不仲や確執はなく、何度も膝を突き合わせた末に導き出された前向きな旅立ちでした。長瀬の意思を尊重し、笑顔で送り出した3人が立ち上げたのが株式会社TOKIOという新たな船だったのです。