縦書き文章における最も根幹となる判断基準は、縦書き 漢数字と算用数字の使い分けです。どちらを選ぶべきかは、その数字が「熟語や固有名詞」なのか「数量やデータ」なのかによって大きく分かれます。
漢数字を用いるべき代表例は、言葉の一部として定着している語彙です。「一人旅」「四面四方」「第三者」といった慣用表現や四字熟語、そして「六本木」「四万十川」などの固有名詞は、縦書き・横書きを問わず漢数字表記を崩してはなりません。
一方で、パーセンテージや金額、測定データなどの数値を縦書きで扱う場合、視認性を重視して算用数字(アラビア数字)を採用するケースが増加しています。特に情報伝達のスピードが重視される現代のメディアや実務文書では、1〜2桁の数量について算用数字を縦中横でレイアウトする手法が定着しています。