ソロアーティストとしての挑戦は、彼の内面にあるクリエイティビティの蓋を完全に解き放った。グループという強固な集団のなかで見せる表情とは一線を画し、個人の活動ではどこまでも個人的で、それゆえに普遍的な世界観が展開されている。
セルフプロデュースの楽曲や映像作品で見せる色調は、濃密でどこか頽廃的、しかし徹底的に美しい。自分の弱さや暗部すら隠すことなくアートへと昇華させる姿勢は、完璧さを求めがちな現代のポピュラーカルチャーに対するアンチテーゼのようでもある。自らの魂を削りながら作品を生み出すその熱量は、世界中の感性豊かなリスナーを深く魅了して止まない。