北方の過酷な環境でソリを牽いてきた大型作業犬シベリアンハスキーと、貴族に愛された超小型愛玩犬ポメラニアン。この両極端な2種を掛け合わせたポンスキーは、2010年代初頭に北米で作出されて以来、世界的なブームを巻き起こしています。
体格差の大きさから自然交配は母体に深刻な危険を伴うため、母犬にハスキー、父犬にポメラニアンを用いた高度な人工授精によってのみ誕生します。容姿はハスキー特有の凛々しいマスクやブルーアイ、毛色パターンを受け継ぎつつ、ポメラニアンの小柄な骨格と豊かな毛量を併せ持つ点が最大の特徴です。
飼育を検討する際、最も留意すべきは成犬時の大きさの予測難易度です。世代交配(F1=ハスキー×ポメラニアンの第1世代、F2=ポンスキー同士の掛け合わせなど)によって発現する遺伝傾向は大きく変動します。成長段階における体重推移の目安としては、生後3ヶ月で約2〜4kg、生後6ヶ月で約4〜8kgに達し、生後12〜18ヶ月頃に成犬時の最終的な骨格が完成します。