ルネこだいらのメイン施設である大ホールのキャパシティは1,229席(車椅子席含む)、演劇や室内楽に適した中ホールの座席数は401席です。大規模アリーナとは異なり、演者との距離が近い中規模ホールならではの親密感が魅力ですが、座席位置によって体験価値には明確な差異が生じます。
ルネこだいら座席表見え方の核心を突くと、大ホール1階席はスロープと階段状の傾斜がしっかりと確保されており、中央ブロック(10番〜30番台)であれば15列目以降の後方席からでも前の人の頭が視界を大きく遮るリスクは極めて低くなっています。ただし、1列目〜4列目付近の最前ブロックはステージ床面を見上げる形になるため、オーケストラの奥行きある編成や演劇の足元の動きを全体俯瞰したい場合は、7列目〜12列目付近が実質的な「ベストシート」と評されています。
一方、2階バルコニー構造を持つ大ホール2階席に関しては、現場の鑑賞者から「最前列(1列目)の手すりが舞台手前と重なり、視線によっては気になる」「2階サイドブロックの端席はスピーカーが近く、視界角度がややタイト」という具体的な証言が寄せられています。2階中央ブロックであれば、音の粒立ちやホール全体の響きを極上のバランスで享受できるものの、視覚的な没入感を重視するならばオペラグラス(倍率8倍〜10倍推奨)の携行が賢明です。
また、落語や室内楽、ピアノリサイタルが多く開催される中ホール(401席)は、ワンスロープ構造でどの席からも均一に近い視界が得られると好評です。舞台と客席の一体感が強く、後方列であっても演者の息遣いや細かな指先のタッチまで視認できる構造になっています。