「脚は服を着れば隠せるから問題ない」という考え方は、筋肥大の長期戦略において致命的な損失を招きます。脚トレサボるデメリットは、単にシルエットが逆三角形から不格好な「Y字型」になってしまう視覚的ペナルティだけではありません。
第一に、下半身という巨大な筋群を放置することは、全身のホルモン応答や基礎代謝の底上げ機会を捨てることを意味します。大筋群を動かす多関節種目は、筋肥大を促進するテストステロンや成長ホルモンの分泌刺激として極めて重要です。下半身を鍛えているトレーニーの方が、結果的に上半身のバルクアップ速度も速いというデータが複数のスポーツ科学研究で示されています。
第二に、上半身の重量増加に対して下半身の支持基盤が脆弱なままだと、骨盤の不安定化や腰椎・膝関節への過度な負担が生じ、慢性的な関節障害を引き起こすリスクが跳ね上がります。SNSやフィットネス掲示板でも「上半身が重くなりすぎて膝と腰を痛めた」「スキニーパンツを履いた時のアンバランスさが恥ずかしくて人前で着替えられない」といった後悔の声が後を絶ちません。