文具ファンが集うライフスタイルショップ「ハンズ」の店頭や、YouTube上の検証動画でも、ボールペンのかすれ対策は定期的に注目の的となる。書き心地の良さで圧倒的な人気を誇る三菱鉛筆株式会社の「ジェットストリーム」のような低粘度油性ボールペンは、熱に過敏な側面があるため、湯煎やドライヤーでの急激な加熱は厳禁だ。体温でじっくり温めるのが安全確実とされる。
対照的に、株式会社パイロットコーポレーションが誇る大ヒット商品「フリクションボール」に代表される摩擦熱消去型インクは、温度変化に極めて敏感だ。60度以上の熱でインクが透明化する性質を持つため、「出なくなった」のではなく「熱で消えている」可能性すらある。その場合は冷凍庫に一晩入れて冷やすことで、劇的に色が復活するという特有の裏ワザが存在する。