かつての幼稚園や保育園での製作といえば、全員が同じ画用紙を使い、同じ場所に目や口を貼る「量産型」が主流でした。しかし、現在の幼児教育現場では「主体性の尊重」が最優先事項となっています。鬼の色は赤や青だけでなく、ピンク、緑、あるいは虹色など、子どもたちが直感で選ぶケースが増えています。
「みんな違ってみんないい」を体現するように、泣いている鬼、笑っている鬼、少しとぼけた表情の鬼など、感情のバリエーションも豊かです。型紙通りに切るのではなく、ちぎり絵や立体的なパーツを組み合わせることで、子どもたちの手先の器用さと想像力がダイレクトに作品に反映されています。