セルフケアを2週間以上徹底しても症状が好転しない場合や、以下のような兆候が見られる場合は、迷わず皮膚科を受診してください。
- 頭皮全体に強い赤みや湿疹、ブツブツが広がっている
- かゆみが激しく、無意識に掻きむしって出血やかさぶたができている
- フケの塊が分厚く、剥がすと浸出液(ジュクジュクした液)が出る
- フケとともに抜け毛の量が急激に増えてきた
皮膚科での皮膚科受診の目安と治療法として、確定診断が下りた場合は保険診療に基づいた外用薬が処方されます。脂漏性皮膚炎であれば、マラセチア菌を直接叩くケトコナゾール外用液(抗真菌薬)や、急性期の強い炎症を迅速に鎮めるステロイド外用薬(ローション剤やスプレー剤)が併用されます。専門医の指導のもとで短期間で炎症を叩くことが、頭皮トラブルを長期化させない最も安全で確実なルートです。
【プロの結論】おすすめできる人・今すぐ皮膚科へ行くべき人の判断基準
頭皮ケアを見直すにあたり、自分自身の現在地を客観的に判断するための基準を提示します。
【セルフケアの見直しで改善が見込める人】
・フケがパラパラとした細かい乾性で、秋冬の乾燥期に特に目立つ方
・洗浄力の強い高級アルコール系シャンプー(ラウレス硫酸Na等)を長年使っている方
・熱湯シャワーや自然乾燥など、明確なNG習慣に心当たりがある方
・アミノ酸系シャンプーや頭皮保湿ローションの導入をまだ試していない方
【セルフケアを中止し、今すぐ皮膚科を受診すべき人】
・黄色く大きなフケが頭皮にびっしり張り付き、地肌が赤くただれている方
・市販の薬用シャンプーやかゆみ止めを2週間以上使っても全く改善しない方
・かゆみで夜間に目が覚める、または掻き壊して痛みや出血がある方
・抜け毛が急増し、頭皮の地肌が透けて見えるような脱毛症状を伴っている方