過酷な海外撮影を安全かつ魅力的に成立させる背景には、吉本興業に所属する稀有なタレント力と、日本テレビの持つ強固な制作ネットワークの存在が大きい。1つのロケに数ヶ月におよぶ現地リサーチが費やされ、安全性の担保とエンタメ性の両立が徹底的に検証される。激変するテレビ業界において、これほどの手間とコストをかける番組制作は極めて稀だ。
制作陣と演者が一体となり、面白さを追求する現場の熱量は高い。効率化が進む現代メディア環境の中で、泥臭い現地取材と身体を張ったアプローチを貫く制作スタイルは、テレビ本来の底力を感じさせる。