具材ごとの特徴を捉えた立体感の演出こそ、フェルトハンバーガーの醍醐味です。各パーツのトマトレタスパティ型紙を裁断した後の組み立てには、それぞれ異なるアプローチを用います。
【上バンズ(ゴマ付き)】
円形の頂点パーツと側面の帯パーツ、底面パーツで構成されます。頂点パーツの表面に、白またはクリーム色の刺繍糸2本取りでフレンチノットステッチ(玉結び)を等間隔に配置すると、香ばしい白ゴマが表現できます。側面と縫い合わせる際は円周を均等にまち針で固定し、綿を詰める際に底面が平らになるよう中心をやや固めに成形するのがコツです。
【パティ(ハンバーグ肉)】
上下の円形フェルトの間に、帯状の側面マチを挟んで立体的に仕立てます。よりジューシーな見た目にするため、濃い茶色の糸で格子状にバックステッチ(返し縫い)を施すと、グリルで焼いたような網目模様が浮かび上がります。
【トマト&チーズ】
トマトは輪切り断面に薄い黄色で放射状の種を刺繍し、薄く綿を詰めて適度な弾力を持たせます。チーズは正方形に切り抜いた黄色フェルトを2枚重ねにし、縁を細かく縫い合わせるだけでシャープな質感が生まれます。
【レタス】
円形または波型の黄緑色フェルトの外周に粗めのぐし縫いを入れ、糸を軽く引いてギャザー(タック)を寄せることで、本物のようなフリル感を簡単に作り出せます。