会談後に行われた短い写真撮影の合間、二人が固い表情のまま無言で並んだ「沈黙の15分間」。この違和感をいち早く察知したのが、米大手ニュース局CNNだった。現地特派員チームはすぐさまバチカン内部のパイプを総動員し、独占取材を開始する。
現代のメディア・ジャーナリズムは、公式発表の裏に隠された真実をあぶり出す。CNNが報じた内部メモによれば、予定時間を大幅に超過した協議の中で、ホワイトハウス側が提示した安全保障構想に対し、バチカン側が強い懸念を示したとされる。流出した断片的な発言録は、世界中のニュースデスクに打電され、一気にトップニュースへと躍り出た。