神社の玄関口である鳥居を通過する際、正しい鳥居のくぐり方と参拝マナーを身につけておくことは、神様に対する敬意を行動で示す第一歩です。
参拝時に最も意識すべきなのが、鳥居の真ん中を歩いてはいけない理由です。参道や鳥居の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様がお通りになる道とされています。そのため、参拝者は中央を避け、左右どちらかの端に寄って進むのが礼儀とされています。
具体的な鳥居の一礼の作法は以下の手順で行います。
ステップ1:鳥居の前で立ち止まる
鳥居の直前に来たら立ち止まり、背筋を伸ばして本殿に向かって姿勢を正します。
ステップ2:浅い一礼(一揖)を行う
神様の住まいにお邪魔する挨拶として、約15度から30度ほど腰を折って一礼します。
ステップ3:外側の足から踏み出す
左側を通る場合は左足から、右側を通る場合は右足から踏み出してくぐります。これは神様の中央に背を向けないための古くからの礼法です。
ステップ4:境内を出る際も振り返って一礼
参拝を終えて境内を出る時も、鳥居をくぐり終えた直後にくるりと本殿側へ向き直り、「ありがとうございました」という感謝の念を込めて深く一礼します。