お茶の間からも「お似合いの二人」と好意的に受け止められる声が多かったにもかかわらず、なぜ二人は破局という結末を迎えたのでしょうか。取材記録やメディア関係者の証言を総合すると、3つの複合的な要因が関係を終わりへと導いたと考えられます。
第一の理由は、局の看板アナウンサーとトップアイドルという立場の重圧です。水卜アナは当時「好きな女性アナウンサーランキング」で連覇を達成し、日本テレビの視聴率三冠王を牽引する大黒柱でした。一方の横山さんもグループの主軸としてドームツアーを成功させ続ける国民的スターです。双方の所属先やスポンサーにとって、公私混同と捉えられかねない関係を放置することはできず、局上層部や事務所幹部から強い指導が入ったことは想像に難くありません。
第二に、水卜アナ自身のキャリアステップと圧倒的な多忙化が挙げられます。2017年秋、水卜アナは6年半務めた『ヒルナンデス!』を離れ、朝の情報番組『スッキリ』のサブMCへと抜擢されました。昼帯から早朝帯へのシフトは生活リズムの劇的な激変を意味します。午前2時起きという過酷なスケジュールの中で、極秘交際を続ける精神的・体力的余裕は急速に奪われていきました。
第三に、双方の持つ強い仕事への責任感と自己犠牲の精神です。周囲のスタッフに迷惑をかけたくないという思いが人一倍強かった二人は、自分たちの恋愛感情よりも、番組関係者や応援してくれるファンへの誠実さを最優先に選択しました。互いを嫌いになって別れたのではなく、お互いのキャリアを守るために下した「大人の決断」だったことが、その後の二人の言動からも察せられます。