端末のOS開発を率いる米アップルのティム・クックCEOや、グーグルを擁するアルファベットのサンダー・ピチャイCEOは、ユーザーのプライバシー保護と悪質スパムの防止をプラットフォームの最重要課題に掲げてきた。最新環境となるiOS 18やAndroid 15では、OS標準の防御機能が一段と進化を遂げている。
まずiOSを搭載するiPhoneの場合、履歴画面で拒否したい番号の隣にある「i」マークをタップし、「この発信者を着信拒否」を選ぶのが基本だ。だが、これだけで満足してはいけない。iPhoneには「不明な発信者を消音」という隠された通知オフ機能がある。「設定」の「電話」メニューからオンにするだけで、連絡先にない番号からの着信はベル音を鳴らさず静かに留守電へ回される。仕事やプライベートの集中を邪魔されたくないユーザーには心強い裏ワザと言える。
続いてAndroidスマートフォンでの手順だ。「電話」アプリの履歴一覧から該当する番号を長押しし、「ブロック」または「スパムとして報告」をタップすれば登録できる。さらにAndroid 15では、AIが怪しい通話パターンを察知して警告を出すスマートスクリーニング機能が標準で強化された。通知音を鳴らさずに拒否リストへ振り分ける設定も、アプリ内の設定画面から柔軟に変更可能だ。