安楽が身を置くのは、メキシカンリーグ(LMB)の強豪「ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ」だ。チームが本拠地を置くメキシコシティは標高2,200メートルを超える高地。空気抵抗が少なく球が飛ぶため、「投手の地獄」と称される過酷な環境である。その中で彼は、主力を張る救援投手としてブルペンを支えている。
最新の登板成績を見ると、防御率2点台前半という安定した数値をキープ。圧巻なのは奪三振率の高さと与四球の少なさだ。高地特有のスライダーの滑りに苦戦する投手が多い中、彼は低めへの精密な制球力と落差のあるフォークボールを武器に打者をねじ伏せている。ピンチの場面で投入される「火消し役」としての信頼度は極めて高く、数字以上の存在感を示していると言えるだろう。