年の瀬が近づくと、日本の音楽ファンの視線はふたつの巨大なステージへと注がれる。日本放送協会が制作する伝統の『NHK紅白歌合戦』と、ロッキング・オン・ジャパンが手掛ける国内最高峰の冬のロック・フェスティバル『COUNTDOWN JAPAN』だ。2026年から2026年へと移り変わる今回の年越しシーズン、双方から解禁された最新ラインナップは、まさに音楽業界のオールスター陣形と呼ぶにふさわしい内容となった。
幕張メッセの広大な空間で繰り広げられるロック・フェスティバルは、今年も全日程のチケットが即日ソールドアウト。推定倍率が数倍から十数倍とも言われる超プレミアムチケットとなった。一方で、テレビ放送と連動する大型プラットフォームや独占配信メディアの活用により、現地に足を運べないファンへの救済策も充実している。オンライン配信や動画プラットフォームの進化によって、最前線の熱気はお茶の間にもダイレクトに届く仕組みが整った。