秋元康氏の手掛ける対象は女性アイドルグループにとどまりません。多種多様なエンタメジャンルで数々の挑戦的な試みを行ってきました。
【ガールズバンドプロジェクト】
2018年に始動したザ・コインロッカーズは、楽器未経験者を含む総勢38名(初期)で結成された前代未聞のガールズバンドプロジェクトでした。「全員で1つのバンド」「楽曲ごとにメンバー選抜」というアイドル的なシステムをバンドに持ち込み大きな話題を呼びました。グループ解散後も、メンバーの一部は新たなプロジェクト(Rain Treeなど)へ形を変えて受け継がれています。
【演劇界へのアプローチ:劇団4ドル50セント】
2017年にエイベックスとタッグを組んで立ち上げた劇団4ドル50セントは、「演技経験ほぼゼロ」の若者を集めて結成された演劇集団です。従来の劇団の枠組みを超え、ドラマや舞台、グラビア、声優など、劇団員が個々のタレントパワーを高めながら本公演で集結するハイブリッドな活動形態を提示しました。
【バーチャル・声優・企画系ユニット】
ソニー・ミュージックと手掛けた22/7(ナナブンノニジュウニ)は、キャラクターとリアルな声優アイドルが連動するデジタル声優アイドルグループの先駆けとなりました。また、とんねるずの野猿や矢島美容室、藤田まこと氏のプロデュース、さらにはジェロの演歌プロデュースなど、既存の枠にとらわれないコラボレーションを次々に仕掛けています。