2026年の天文スケジュールにおいて、7月の満月が完全に満ちる瞬間(望)を迎えるのは7月29日(水)午前11時頃です。日本国内では昼間に最大ピークの瞬間を迎えるため、実際に美しい満月を肉眼で観測する絶好のタイミングは7月29日の日没後から30日の未明にかけてとなります。
東京を基準とした場合、7月29日の月の出は19時前後となっており、東南東の地平線から昇り始めます。薄暮の空に浮かび上がる大きな満月から、夜半にかけて南の空を渡り、翌朝5時前に西南西の空へと沈んでいくまでのグラデーションは圧巻の美しさです。
夏の満月は、冬の満月に比べて夜空を通過する高度(南中高度)が低くなるという天文学的な特徴があります。建物や木々のシルエットと重なりやすいため、地上の風景と組み合わせた情緒的な景観を堪能できます。