時代が平成から令和へと移り変わり、2026年現在、音源の鑑賞スタイルはデジタルへと完全にシフトした。ソニー・ミュージックエンタテインメントによる過去の膨大な名曲カタログのストリーミング全曲解禁は、世界の音楽ファンにとって決定的な出来事となった。
かつてレコード盤やCDでしか聴くことができなかった重厚なサウンドが、リマスタリングされた高音質デジタル音源として蘇った。往年のリスナーには当時の記憶を鮮烈に蘇らせ、リアルタイムを知らない若い世代には「まったく新しい衝撃の音楽」として受け入れられている。過去の遺産ではなく、現在進行形の音楽として再定義されたのだ。