「手ぶらで気軽にリゾート気分」という広告フレーズが先行する一方で、新潟エリアのグランピングには事前に正しく認識しておくべき注意点がいくつか存在します。
まず第1の誤解は、「冬のドームテントは普通のホテルと同じくらい常に暖かい」という思い込みです。近年の高規格ドームテント宿泊施設は二重構造や高性能エアコン、床暖房、ペレットストーブなどを備えており、室内中央は非常に快適です。しかし、外気温が氷点下を下回る山間部や強風吹き荒れる海岸部では、テントの出入口付近や足元から冷気が侵入しやすくなります。厚手のルームソックスや防寒インナーの持参は必須と言えます。
第2の盲点は、「公共交通機関のみでのアクセスの難しさ」です。越後湯沢グランピングのように新幹線駅から送迎バスが出ている一部の施設を除き、海沿いや山間部の多くの施設は最寄り駅から車で20〜40分以上離れた場所に位置しています。特に冬季は、4WD車とスタッドレスタイヤの装着が移動の絶対条件となるケースが多いため、レンタカー手配を含めた交通ルートの事前確認が欠かせません。