企業が「45都道府県制覇」を打ち出した際、未進出エリアとして名前が挙がる地域には明確な規則性があります。45都道府県の一覧を日本地図上で俯瞰すると、除外される残り2県の組み合わせは大きく2つのパターンに集約されます。
最も典型的な組み合わせは、「沖縄県」と「鳥取県または島根県(山陰地方)」です。もう1つの頻出パターンとしては、「沖縄県」と「高知県」、あるいは東北北部の「青森県」が外れるケースが見られます。
いずれの地域も、主要な幹線道路網や既存の物流ハブから距離があり、トラックの長距離往復や海上輸送を余儀なくされるポジションに位置しています。企業側が決してその地域を軽視しているわけではなく、供給インフラを整えるための初期投資が他の地域に比べて格段に高額になることが、未進出エリアとして固定化しやすい直接的な要因です。