顔のホクロを鑑定する上で、位置と同じくらい決定的な役割を果たすのが「生きぼくろ(活黒子)」と「死にぼくろ(死黒子)」の判別です。人相学では、同じ位置にあるホクロであっても、その質によって正反対の鑑定結果が導き出されます。
生きぼくろとは、漆黒のように深く艶やかな黒色をしており、適度な盛り上がりと輪郭の明瞭さを持つものを指します。このホクロは生命エネルギーが充実している証拠であり、位置が持つ本来の意味を何倍にも増幅させ、幸運やチャンスを強烈に引き寄せます。一方、死にぼくろは、茶褐色や灰色に濁り、平坦でツヤがなく、輪郭がぼやけているものを指します。これは気が停滞しているサインとみなされ、その部位が司る運気に障害や波乱をもたらす傾向があります。
「自分のホクロが死にぼくろだった」と落胆する必要はありません。人相学における凶サインは、いわば人生の「注意報」です。後述するように、死にぼくろが持つ課題を意識して行動を改めたり、現代の美容医療によって除去したりすることで、気の巡りを好転させるアプローチが十分に可能です。