ネット上で「川崎 ビッグバード」と検索するユーザーの多くは、川崎エリアから羽田空港へのアクセス手段を探しているか、あるいは両者の歴史的な結びつきに関心を寄せています。そもそも羽田空港 ビッグバード 由来を紐解くと、1993年9月に現在の第1旅客ターミナルが供用開始された際、大空へ向かって大きく羽ばたく鳥の姿になぞらえ、一般公募を経て命名された公式愛称に遡ります。2004年に第2旅客ターミナルが誕生して以降も、国内線ターミナル群の総称として広く定着しました。
しかし、近年の国際線拡張や「羽田エアポートガーデン」の開業、ターミナル名称の改称(国際線が第3ターミナルへ変更)に伴い、空港ビル運営会社による対外的な呼称は機能性を重視した「第1・第2・第3ターミナル」へと一本化されつつあります。それにもかかわらず、ビッグバード 愛称 理由を知る長年のビジネス客や旅行者の間では「羽田の国内線=ビッグバード」という呼称が今なお強く刷り込まれており、至近距離にある川崎駅を起点とした移動ルートを探す際に、この組み合わせで検索されるケースが後を絶ちません。
川崎市と羽田空港は多摩川を挟んで直線距離にしてわずか数キロメートルの位置関係にあります。川崎側から見れば、東京湾岸に翼を広げるビッグバードは、東京都内を経由するよりも身近な「地元の空港」としての性格を帯びているのです。