エレベーターマナーで最もミスが起きやすいのが、「先に乗るか、後から乗るか」という乗降の順番です。この判断基準は「エレベーターの中にすでに人が乗っているかどうか」で180度変わります。
◆ 車内が無人の場合:案内役が「先に乗る」
カゴの中が空である場合、案内役が先に乗って「開」ボタンを押し、扉を手で押さえながら「どうぞ、お乗りください」とお客様を招き入れます。扉が不意に閉まって相手を挟む事故を防ぐための安全確保が理由です。
◆ 車内に先客がいる場合:お客様に「先に乗ってもらう」
すでに他の利用者が乗っている場合、先客が開閉ボタンを押してくれているケースが大半です。案内役が外から「開」ボタンや扉を押さえ、お客様に先に乗ってもらいます。案内役は最後に乗り込み、操作盤の前に移動して行き先階を押します。
◆ 降りるときの順番:常にお客様が「先」
目的階に到着した際は、案内役が「開」ボタンを押したまま「○階でございます。どうぞ」と促し、お客様や上司を先に出します。自分が最後に降りるのが基本動線です。もし混雑によって自分が扉を塞いでいる場合は、一度外に出て扉を手で押さえ、同乗者を先に降ろしてから自分も降ります。