連載当時の第200話から第201話にかけての展開は、当時のソーシャルメディアや掲示板を未曾有の混乱に陥れました。主要な柱たちが次々と命を落とし、炭治郎も命尽きたと思われた直後の「まさかのラスボス化」に対し、読者コミュニティでは以下のような生々しい反応が渦巻いていました。
「200話で号泣させた翌週に炭治郎を鬼の王にするなんて、吾峠先生は人の心がないのか」「首を斬っても死なない、太陽も効かない、これどうやって倒すの?」といった絶望と恐怖の声がSNSのトレンドを埋め尽くした一方、「無惨の執着と対比される展開として完璧すぎる」「物語としての緊張感が最後まで落ちない」という構成力の高さを評価する声も根強く存在しました。
読者の心を抉りながらも目を離せなくさせた最大の要因は、これまで誰よりも優しく鬼を慈しんできた炭治郎自身が、仲間を殺戮しかねない存在に貶められるという「最大の残酷劇」が構築された点にあります。