ラウンドワン京都河原町店の閉店理由と跡地・2026年最新代替ガイド

ラウンドワン京都河原町店の閉店理由と跡地・2026年最新代替ガイド

ラウンドワン京都河原町店の閉店理由と跡地・2026年最新代替ガイドを徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。

四条河原町交差点から北へすぐ、待ち合わせスポットとしても親しまれた同店が営業を終了した際、SNS上では「なぜあの繁盛店が?」という驚きと困惑の声が広がりました。決算関連資料や商業不動産関係者の証言を総合すると、単なる一時的な集客減にとどまらない、3つの構造的な要因が浮かび上がってきます。

第1の要因は、「建物賃貸借契約の満了とビルの老朽化」です。同店が入居していたビルは築年数が経過しており、大規模な耐震補強工事や設備更新が必要な時期を迎えていました。繁華街の一等地ゆえの固定資産コストや修繕費用の増大に対し、契約満了のタイミングで更新を行わない経営判断が下されたことが最大の契機となりました。

第2の要因は、ラウンドワン全体の事業ポートフォリオ見直しです。同社は近年、都市型のビルイン小規模店舗から、広大なフロア面積を確保できる郊外型の「スタジアム型店舗(スポッチャ併設)」および北米事業への投資を加速させています。都市型ビルイン店舗ではフロアが縦に分断され、大型アトラクションの導入に物理的限界があったことも影響しています。

第3の要因は、四条河原町エリアにおける不動産価値のシフトです。インバウンド観光客の回復と拡大に伴い、河原町通周辺の地価および賃料相場は全国トップクラスの上昇率を記録。アミューズメント施設のような広大フロアを必要とする業態よりも、高単価な物販やホテル、ドラッグストア、インバウンド向け商業施設の方が坪効率(平米あたりの収益性)が高くなったという都市経済の力学が働きました。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。