母乳の保存トラブルを防ぐためには、搾乳から授乳に至るすべてのプロセスで清潔を保つ土台が欠かせません。
日常のケアにおいて搾乳機消毒衛生管理は不可欠です。使用後は分解できるパーツをすべて外し、哺乳瓶用洗剤とブラシで母乳の油分を完全に洗い流します。その後、薬液消毒、煮沸消毒、あるいは電子レンジスチーム消毒のいずれかを確実に行い、十分に乾燥させてから清潔な密閉ケース等で保管しましょう。搾乳前には必ず丁寧な手洗いを行うことも基本中の基本です。
外出先で搾乳した場合や、保育園・実家へ母乳を運ぶ際には、母乳持ち運び保冷バッグと蓄冷剤(保冷剤)の併用が必須となります。保冷バッグ内に母乳と十分な量の保冷剤を密着させて収納し、庫内温度が上昇しないよう外気との接触を最小限に抑えてください。移動時間が長引く場合や外気温が高い日は、可能であれば冷凍状態のまま運搬するのが安全です。