サバイバル番組最大のドラマは、ファイナルや途中の順位発表式で涙を呑んだ脱落者たちにも用意されていました。「脱落=挫折」ではなく、番組を通じて獲得した知名度と熱狂的なファンコミュニティを足がかりに、別グループや新天地で劇的な成功を収めた例が多数存在します。
日プ2脱落組の快進撃:OCTPATH・DXTEEN・EVNNEへの合流
『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の元練習生たちは、番組終了後に複数のボーイズグループとして結成・デビューを果たしました。
吉本興業からデビューしたOCTPATH(オクトパス)には、太田駿静、海帆、栗田航兵、古瀬直輝、小堀柊、高橋わたる、四谷真佑らが集結。メジャーデビュー以降、ドラマタイアップやライブハウスツアーで盤石な人気を誇ります。また、LAPONEエンタテインメントの育成生(LAPONE BOYS)から結成されたDXTEEN(ディエックスティーン)には、大久保波留、寺尾香信、平本健、福田歩汰が参加し、爽やかなポップ路線で支持を広げています。
さらに、日プ2のファイナリストであった仲村冬馬は「OCTPATH」への途中加入などを経て表現活動を深化させ、韓国の別オーディション番組『BOYS PLANET』を経て日韓合同グループ「EVNNE」に合流した練習生など、国境を跨いだキャリア再構築のケースも目立ちます。
韓国版プデュ2脱落組:NU'ESTの劇的チャート逆走とJBJの奇跡
韓国版プデュ2で最も象徴的だったのは、参加時点で崖っぷちだった既存グループNU'EST(ニューイースト)の復活です。カン・ドンホ(ベクホ)、キム・ジョンヒョン(JR)、チェ・ミンギ(レン)の3名は最終回で惜しくも脱落したものの、番組終了直後に過去楽曲が韓国音楽チャートで1位に急浮上する「逆走神話」を起こしました。
また、ファンの熱烈な署名活動によって奇跡の派生グループとして期間限定活動したJBJ(高田健太、キム・ヨングク、キム・サンギュン、ノ・テヒョン、キム・ドンハン、クォン・ヒョンビン)や、実力派ソロシンガーとして定着したチョン・セウン、元1PUNCHのサムエルなど、脱落組が音楽業界に残した爪痕はデビュー組に劣らない規模でした。