カットが完璧でも、スタイリングの手順を誤るとハチ張りは再発してしまいます。ポイントは「ドライヤーの熱」と「ワックスをつける順番」です。
まずブローの段階で、トップの根元には下から風を当ててふんわりと立ち上げます。逆に、ハチ周りとサイドは上から手で軽く押さえながら温風を当て、最後に冷風を5秒間当てて形状を記憶させます。このドライヤーワークだけでシルエットの7割が決まります。
スタイリング剤選びにおいては、水分量が多すぎるジェルや重たいグリースは、重みでトップを潰す原因になるため注意が必要です。ベースにはマット系やクレイ系、ドライワックスを選び、ハチ部分には表面から撫で付けるのではなく、毛先中心に薄くなじませるのが鉄則です。最後にキープスプレーをトップの根元とサイドの内側に吹きかければ、夕方まで四角く崩れないフォルムを維持できます。