指原莉乃がプロデュースする3大グループには、それぞれのカラーに合わせた緻密な歌詞の棲み分けが施されています。ファンから「神曲」と称される代表的な楽曲の歌詞の意味と、その背景にある表現力を紐解きます。
【=LOVE(イコラブ)の代表曲:王道と痛切なリアル】
イコラブの楽曲では、大人の階段を上る女性の複雑な恋愛感情や切なさが色濃く描かれます。大ヒット曲『あの子コンプレックス』では、愛する人の心の中に別の誰かがいることを悟りながらも離れられない主人公の弱さと哀愁を、沈みゆく船や冷たい雨の情景とともに描き出しました。また、グループの覚悟を歌った『絶対アイドル辞めないで』では、ファンが抱く「永遠であってほしい」という究極のエゴと純愛を鮮烈に表現し、アイドル史に残る名曲として絶大な支持を獲得しています。
【≠ME(ノイミー)の代表曲:青春の疾走感と瑞々しい衝動】
ノイミーの歌詞の核となるのは、青く眩しい「青春の刹那」です。デビューミニアルバムのリード曲『君はこの夏、恋をする』に見られるように、疾走感あふれるサウンドに乗せて、夏という季節がもたらす無敵感と恋の始まりを瑞々しく描写。一方、『想わせぶりっこ』のようなキュートさを極限まで突き詰めた楽曲では、少女特有のあざとさと愛らしさを完璧なリズム感で表現しています。
【≒JOY(ニアジョイ)の代表曲:がむしゃらな挑戦と自己肯定】
末っ子グループのニアジョイには、夢に向かって突き進む泥臭いまでの熱量と強気なポジティブさが与えられています。『初恋シンデレラ』や初期の楽曲群では、未完成な少女たちが自らの足で未来を切り拓くエネルギーが、ストレートで力強い言葉で紡ぎ出されています。