現地を訪れるなら、片道乗車だけで終わらせるのはあまりにも惜しい。旅慣れたトラベラーが実践している鉄板ルートが、「行きはトロッコ列車、帰りは保津川下り」の周遊コンボだ。
トロッコ亀岡駅に到着後、連絡バスや京阪京都交通バスに乗り換えて保津川下りの乗船場へ向かう。そこから伝統的な木造船に乗り込み、船頭の巧みな竿さばきで約16キロの急流を約2時間かけて嵐山・渡月橋のたもとまで下る。先ほどまで列車の高台から見下ろしていた渓谷を、今度は水面すれすれの視点から見上げるダイナミズム。この高低差が生み出すコントラストこそ、嵐山観光の真骨頂と言える。