直川のキャリアを語る上で欠かせないのが、福島テレビ時代に築き上げた強烈なインパクトだ。ニュースの現場や気象情報コーナーで見せる確かなアナウンス技術。その一方で、時に画面から溢れ出るような個性的かつチャーミングなキャラクターは、地元・福島の視聴者のみならず、SNSを通じてまたたく間に全国へと拡散していった。
「ノウパン」の愛称で全国区のバラエティ番組に突如として現れた際、日本中の視聴者が目を見張った。型にはまったアナウンサー像を心地よく裏切る軽妙な語り口、そして自身の「好き」を隠さないオープンな姿勢。彼は単なる一発屋ではなく、確かな実力と度胸に裏打ちされた真のエンターテイナーであることを瞬く間に証明してみせたのだった。