かつて1987年に二谷友里恵さんと挙げた披露宴は、テレビ中継され驚異的な視聴率を記録した。しかし、その後の離婚や告白本の出版劇などを経て、日本の芸能界における私生活の切り売りがもたらすリスクを、郷ひろみは誰よりも身をもって知ることとなった。
二度の離婚を経験した彼が現在の妻である利奈さんとの関係において貫いているのは、「家庭をエンターテインメントの道具にしない」という鉄の規律だ。メディア露出を最小限に抑え、ファンに対しても生活感を漂わせない。この徹底したセルフブランディングの確立こそが、70代を迎えた今も変わらぬ輝きを放ち続ける理由の一つと言える。