Q1:FAIRテストやフライバーグテストで陽性が出れば、梨状筋症候群と確定できますか?
A1:セルフテストでの陽性は「梨状筋症候群の疑いが極めて高い」という目安にはなりますが、確定診断ではありません。股関節唇損傷や仙腸関節障害など、類似した骨盤周囲の疾患でもテスト時に痛みが出ることがあります。正確な確定診断には、整形外科での徒手検査に加えて腰椎MRIによるヘルニアの除外診断、およびエコーによる梨状筋の形態評価が必要です。
Q2:梨状筋ブロック注射は痛いですか?費用はどのくらいかかりますか?
A2:注射針を刺す際の一瞬のチクッとした痛みや重い鈍痛はありますが、エコーで神経を視認しながら避けて注入するため、強い激痛を伴うことは稀です。費用は保険診療(3割負担)の場合、診察料や超音波検査料を合わせて1回あたり数千円程度(約2,000〜4,000円)が一般的な目安となります。
Q3:デスクワーク中に梨状筋の痛みを悪化させない工夫はありますか?
A3:最も重要なのは、骨盤を立てて座ることです。クッションをお尻の後ろ半分に敷いて骨盤が後ろに倒れるのを防ぎ、30〜45分に1回は立ち上がって歩く習慣をつけてください。また、後ろのポケットにスマートフォンや厚手の財布を入れたまま座る行為は、梨状筋を直接圧迫し骨盤を傾かせるため厳禁です。