事件発生当初、テレビや新聞各社は連日のようにトップニュースで取り上げ、家族の証言を交えながら目撃情報の収集に協力していました。両親は「一刻も早く無事に帰ってきてほしい」と涙ながらに訴え続け、チラシ配りや街頭での呼びかけを精力的に行っていました。
しかし、時間の経過とともにメディアの報道内容まとめは減少し、世間の関心が薄れる一方で、前述のようなネット上の心ないバッシングが家族を苦しめることになります。残された家族は、我が子を奪われた喪失感と闘いながら、事実無根の悪意ある噂にも耐え続けなければならないという、二重の苦難を強いられてきました。