しかし、彼女の物語は単なる没落では終わらなかった。失意の底から彼女が選んだ再起の場は、さらに刺激的で過酷な表現の世界だった。官能小説の巨匠・団鬼六の代表作を原作とした日本映画『花と蛇3』への主演内定は、当時の映画界と世間に激震を走らせた。
体当たりの演技は単なる話題作りを超え、質の高い官能映画としての評価を獲得。さらに彼女は「浅草ロック座」の舞台へと足を踏み入れ、ストリッパーとしての道を切り拓く。かつてグラビアアイドルとして見せていた笑みとは一線を画す、鬼気迫る覚悟と圧倒的な存在感。観客は彼女の全身全霊のパフォーマンスに息を呑んだ。過酷な現実に対する、彼女なりの痛烈な回答だったのかもしれない。