歴代のお姉さんたちが番組を離れる際、ファンが最も注視するのが「なぜこのタイミングで卒業するのか」という理由です。表向きの記者会見では「次の世代へバトンを渡したい」「やりきった」という前向きな言葉が並びますが、その裏には過密日程による体力的な限界や、私生活における人生設計の転換期が関係しています。
特に第20代の三谷たくみさんの卒業劇は、当時の視聴者に大きな衝撃を与えました。在任8年という歴代最長クラスの記録を打ち立てた彼女は、卒業会見で「次の世代に引き継ぐ最高のタイミングだと思った」と語りました。一部週刊誌による熱愛報道が卒業の引き金になったのではないかと噂されたものの、実際には20代後半という年齢を迎え、芸能活動に執着することなく「自分の家庭を持ち、普通の女性として生きたい」という本人の強い意志による引退でした。2019年の番組60周年記念特番に直筆の手紙を寄せ、母親になったことを報告した際には、ファンの間で温かい祝福の声が広がりました。
一方、第21代の小野あつこさんは、2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、スタジオに一般の子どもたちを呼べないという前代未聞の苦境に直面しました。画面越しに子どもたちを勇気づけ続けた6年間の任期を終えた現在の活動は、大手事務所に所属しながら子ども向け番組や情報番組、YouTube、全国各地のファミリーコンサート出演など多岐にわたります。食育アドバイザーの資格を取得するなど、子どもたちの成長に寄り添う独自のスタンスを貫いています。