手続きが簡単になったことは、裏を返せば「誰もが訴えられるリスク」が日常に潜んでいることを意味する。もし自宅に「特別送達」と書かれた封筒が届いたら、絶対に放置してはならない。
簡易裁判所から送られてくる支払督促や訴状を「身に覚えがない」「詐欺かもしれない」と無視し続けると、相手の言い分がそのまま認められた判決(欠席判決)が下ってしまう。そうなれば、ある日突然、銀行口座や給与が差し押さえられるという最悪の事態を招く。デジタル化で手続きが高速化しているからこそ、初期対応の遅れが致命傷になりかねないのだ。