自転車の部品の名前完全図解!ママチャリとロードバイクの各部名称・修理相場

自転車の部品の名前完全図解!ママチャリとロードバイクの各部名称・修理相場

自転車の部品の名前完全図解!ママチャリとロードバイクの各部名称・修理相場に関する注目トピックを分かりやすく解説します。最新情報を求める方は必見です。

インターネット上の誤った情報や自己流の応急処置によって、かえって車輪の寿命を縮めたり重大な事故を招いたりするケースが現場で頻発しています。自転車安全整備士が現場で特に目にする典型的な誤認を3点挙げます。

誤解1:ブレーキの「キーキー音」に浸透潤滑油(5-56等)を吹きかける
自転車の後輪ブレーキ(特に安価なバンドブレーキ)が甲高い異音を立てる際、金属の軋み音と勘違いしてスプレー式潤滑油を吹きかけてしまう人がいます。ブレーキは摩擦力によって車輪を止める機構であるため、油脂が付着すると制動力(ブレーキの効き)が完全にゼロになり、下り坂や交差点で止まれなくなります。油を吸ったブレーキライニング(摩擦材)は脱脂しても元に戻らず、ユニット全体の有償交換を余儀なくされます。

誤解2:パンクの主原因は「釘やガラスを踏んだから」という思い込み
多くの利用者はパンクを「運悪く鋭利な異物を踏んだ突発事故」と捉えがちですが、修理現場の実態は異なります。最も頻度の高いパンク原因は空気圧不足による「リム打ち(スネークバイト)」です。空気圧が低い状態で段差を乗り越えると、路面とホイールの金属リムにチューブが挟まれて2箇所同時に穴が開きます。月に1〜2回適正空気圧まで充填するだけで、パンクの発生率は約70〜80%削減できます。

誤解3:チェーンの「伸び」は金属プレート自体が引き伸ばされているという誤認
チェーンが伸びて変速が決まらなくなったり外れたりする現象は、強い力で金属プレートが伸びているわけではありません。正しくは、プレート同士を連結する丸いピンとローラーの接触面が摩擦で摩耗し、連結部の隙間が広がった結果として全長が長くなる現象です。注油を怠って砂利やホコリがついたまま走行すると研磨剤の役割を果たして摩耗が急加速するため、定期的なチェーン清掃と注油が必須です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。