Q1:舌の裏にできた水ぶくれのような青白いぶつぶつは何ですか?潰しても大丈夫ですか?
A1:それは「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」である可能性が極めて高いです。誤って噛んだり歯ブラシで傷つけたりすることで唾液腺の管が破れ、唾液が粘膜下に溜まることで生じます。針などで自分で潰すと一時的に縮みますが、原因となっている唾液腺が残っているため必ず再発し、細菌感染のリスクを高めます。自然治癒は稀であるため、歯科口腔外科で小手術による摘出を受けるのが根本的な解決策です。
Q2:舌の裏のぶつぶつが白くなっています。これは白板症やがんの兆候ですか?
A2:白いぶつぶつの場合、擦って簡単に剥がれるものであれば「カンジダ菌(真菌)」による感染症や一時的な偽膜性炎症が疑われます。一方で、ガーゼ等で拭っても剥がれず、粘膜そのものが硬く角化して白くなっている場合は「白板症(はくばんしょう)」という前がん病変、あるいはヒトパピローマウイルス(HPV)に起因する「乳頭腫」の可能性があります。2週間以上消失しない白色病変は、組織生検が可能な口腔外科専門医での精査が強く推奨されます。
Q3:子供の舌の裏に大きな青紫色の腫れ物ができていますが、これは何でしょうか?
A3:乳幼児から若年層の舌下に好発する病態として「ガマ腫(らんがましゅ)」が挙げられます。これは舌下腺から漏れ出た唾液が口の底(口腔底)に溜まる大型の粘液嚢胞であり、カエルの喉のように大きく膨らむことから命名されました。放置すると気道を圧迫したり哺乳・摂食障害を引き起こす恐れがあるため、速やかに小児歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科を受診し、OK-432を用いた硬化療法や開窓術などの処置を受けてください。