『世界の果てまでイッテQ!』の「はじめてのおつかい」シリーズにおいて、数々の奇跡を起こしてきた出川哲朗氏。視聴者を爆笑の渦に巻き込みながらも、最終的にミッションをクリアしてしまうその軌跡は、まさに「出川イングリッシュ神回」として語り継がれています。ここでは、歴代の放送のなかから特に反響の大きかった珠玉の名言をランキング形式で振り返ります。
第1位:「ヒューマンヘルプ!ヒューマンヘルプ!」(救急車を呼びたいとき)
アメリカ・ニューヨーク編で「救急車(Ambulance)」を尋ねようとした際に出た魂の叫びです。「人を助ける乗り物」という本質を極限まで削ぎ落とした結果、街行く人々は即座に事態の緊迫感(あるいはただ事ではない雰囲気)を察知し、見事に意思疎通が成立しました。難解な英単語を知らなくても、状況の核心を突く単語を重ねることで事態を動かした象徴的なシーンです。
第2位:「ドゥユーノー アースフード?」(宇宙食を探すミッション)
ワシントンD.C.の航空宇宙博物館で「宇宙食(Space food)」の手掛かりを探す際、地球の食べ物=アースフード、宇宙=スペースという連想から生み出された名言です。一見すると意味不明な造語ですが、身振り手振りと「ヒューストン」「ロケット」といった関連キーワードを連射することで、最終的に案内スタッフが意図を汲み取る奇跡を起こしました。
第3位:「スカイママ? スカイマザー?」(空母イントレピッドを探すミッション)
巨大な航空母艦(Aircraft carrier)を表現するために彼が捻り出した言葉が「空の母」でした。「飛行機がたくさん乗る母なる船」という概念を直感的に言語化したこのフレーズは、現地のニューヨーカーを大いに悩ませつつも、出川氏の必死の飛行機ポーズと合わさることで、見事に目的地の特定へと結びつきました。
第4位:「ホワイトドール? フリーウーマン?」(自由の女神を目指して)
「Statue of Liberty(自由の女神)」という正式名称が出てこないなか、白い像、自由な女性、緑色の姿といった視覚的特徴を断片的に投げかけ続けました。「フリー(自由)」「ウーマン(女性)」という原始的な直訳でありながら、相手の脳内に強烈なアハ体験(閃き)を生み出した名場面です。
第5位:「メニメニカントリーセンター?」(国際連合本部を目指して)
国連本部(United Nations Headquarters)を指すために放った一言です。「たくさんの国が集まる中心」という組織の機能をそのまま英語に変換したこのアプローチは、スタジオで見守るバイリンガルの河北麻友子氏(通称・お嬢)を「なんでそれで通じるの!?」と驚愕させました。出川哲朗氏と河北麻友子氏のスタジオトークにおける「出川哲朗河北麻友子英語」の絶妙な掛け合いは、番組の大きな見どころとなっています。