金沢を訪れたら外せないのが、鮮度抜群の魚介類です。金沢の台所と呼ばれる「近江町市場」には約170軒の店舗が軒を連ね、豪華絢爛な海鮮丼を求める人々で朝から活気に満ちています。多くの観光客は大通りの目立つ行列店に並びがちですが、近江町市場で海鮮丼の穴場を狙うなら、市場の入り組んだ路地裏に位置するカウンター主体の店舗や、地元客が鮮魚を買い求める魚屋直営の食事処に目を向けるのが得策です。
早朝7時台から営業している「いきいき亭 近江町店」や、市場の地下街・奥まった通りにある「じもの亭」などは、観光客が押し寄せる前や昼の混雑ピーク(11:30〜13:30)を外すことで、スムーズに日本海獲れたての地魚を堪能できます。丼から溢れんばかりに盛られた甘エビ、ガスエビ、ブリ、バイ貝の甘みと歯ごたえは、流通の中継地ならではの鮮度です。
一方、ランチの選択肢として圧倒的な人気を誇るのが、白身のトロと称される高級魚「のどぐろ」です。特にのどぐろ寿司を金沢駅周辺で手軽かつ高クオリティに味わいたい場合は、金沢駅構内の「金沢百番街」や駅東口周辺のハイレベルな寿司店が重宝します。「すし食いねぇ!」「金沢まいもん寿司」「輝らり」といった実力派は、職人が握る本格寿司を明朗会計で提供しており、サッと炙って脂の甘みを引き立たせたのどぐろの握りは一口で感動を呼ぶ逸品です。