Q1:当帰芍薬散を飲んだら食欲が出て太ってしまいました。飲むのをやめるべきですか?
A1:胃腸が温まり血行が良くなったことで、正常な食欲が戻ったサインです。これは体質改善のプロセスとして良好な兆候ですが、過剰に食べてしまえば当然体脂肪が増加します。食事内容を高タンパク・低糖質に整え、2週間程度様子を見てください。暴食が止まらない場合は自律神経を整える加味逍遙散などへの変更も視野に入ります。
Q2:市販の当帰芍薬散と、病院で処方されるツムラ23番に効果の違いはありますか?
A2:配合されている生薬の種類は基本的に同一ですが、「原生薬(エキス)の配合量(満量処方か1/2〜2/3処方か)」に違いがあります。医療用は基本的に100%の満量処方ですが、市販薬は安全性を考慮してエキス含有量を抑えている製品もあります。しっかりとした効果を求める場合は「満量処方」と明記された市販薬を選ぶか、婦人科・漢方内科で処方を受けるのが確実です。
Q3:当帰芍薬散と防風通聖散は一緒に飲んでも大丈夫ですか?
A3:原則として併用はおすすめできません。当帰芍薬散は「虚証(体力が低下した人)」向け、防風通聖散は「実証(体力がある人)」向けであり、漢方医学的に正反対の体質を対象としているためです。自己判断で両方を飲むと、生薬の重複による副作用や胃腸障害を起こすリスクが高まるため、必ず医師・薬剤師に相談してください。