日本人観光客が多く訪れる東南アジアの観光地において、ハッピーエンドマッサージの存在は長年問題視されてきました。特にタイのバンコクやパタヤ、インドネシアのバリ島などでは、観光客をターゲットにした客引きや専門店が路地裏に密集しているエリアが存在します。
タイの街角にある一般的な古式マッサージ店では、1時間あたり250〜400バーツ(約1,100〜1,800円)程度が相場です。しかし、施術中にセラピストから「ハッピーエンド?」と耳打ちされ、それに応じた場合は別途チップとして1,000〜2,500バーツ(約4,500〜11,000円)以上の支払いを求められるケースが一般的です。施術代金そのものよりも、追加のチップがセラピストや店の主たる収入源となっている構造が見て取れます。
バリ島のスミニャックやクタなどの繁華街でも同様の手口が見られます。通常のマッサージ料金が100,000〜200,000ルピア(約1,000〜2,000円)であるのに対し、裏オプションとして500,000〜1,000,000ルピア(約5,000〜10,000円)もの高額チップを執拗に要求される事例が散見されます。
現地の口コミや旅行者の体験談では「気軽に応じてしまった後、密室で屈強なスタッフに囲まれて法外な額を脅し取られた」という報告もあり、相場通りに済む保証はどこにもありません。